高温期が短いけど妊娠できる?原因と改善方法をチェック!

高温期 短い

自分の基礎体温のグラフと見本のグラフを比べて、「高温期が短いけど大丈夫なの?妊娠することはできるの?」と心配していませんか?高温期が1週間前後と短い方でも妊娠したという報告があるため、妊娠することは可能です。

ただ、高温期が短いということは卵子の発育が悪い、黄体の機能が悪くなって着床しにくくなっている可能性があります。

「高温期が正常な状態で約14日間続くはずなのに10日未満で終わってしまう。」という基礎体温が短い方はその原因と改善方法について詳しく見ていきましょう。

高温期が短いとどうなる?

高温期が短いということは、妊娠するための準備が整っていない可能性が高いです。子宮内膜の厚さも不十分になるので、受精卵が着床しにくく、妊娠しにくい状態だといえます。着床できても、安定せずに流産してしまう可能性が高くなります。

ではなぜ、子宮内膜が厚くならず、高温期が短くなってしまうのでしょうか。それは黄体ホルモンの分泌に関係していることが多いです。

黄体ホルモンの分泌が少ないと、子宮内膜は薄いままになってしまいます。子宮内環境を妊娠しやすくすることができないだけでなく、卵子を成熟させることもできません。黄体ホルモンは、妊娠には欠かせないホルモンなのです。

黄体ホルモンの分泌が少なく、子宮内膜が薄い状態を黄体機能不全といいます。高温期が10日未満の場合は、黄体機能不全の可能性を疑う必要があります。

葉酸みどり
黄体機能不全は、隠れた不妊の原因となっています。

高温期が短い原因をタイプ別に紹介

黄体機能不全の場合の高温期にはいくつかのタイプがあります。自分の基礎体温に問題を感じている場合は、どのタイプに当てはまるのか、何が原因になっているのかをチェックしてみてください。

高温期が短いタイプ(9日以内)

高温期は通常14日間続きますが、9日以内で終わってしまう場合は、「高温期が短い」状態ということになります。

黄体の機能が悪く、卵子も未熟である可能性が高いため、「排卵していない」という場合もあります。排卵が無ければ当然妊娠することはできませんし、排卵があった場合も、子宮内膜が薄いため着床が難しく、妊娠しにくい状態であるといえます。

高温期が保てないということで、生殖器や子宮が冷えてしまっていたり、体の血流が悪い状態ということになります。

高温期が安定しないタイプ

高温期は一定期間あるけれど、途中で一時的に体温が下がることが多く、安定しないという場合も、黄体の機能が悪くなっている可能性が高いでしょう。

このタイプの場合は、「排卵はちゃんと行われている」と考えられます。でも、黄体機能が弱いため、子宮内膜の厚さは不十分で、妊娠しても流産しやすい状態です。

高温期を維持することができないということで、体が冷えやすかったり、十分に血液を循環できていないということになります。エネルギー不足や血流不足であることがわかります。

ストレスや自律神経の乱れで高温期が安定しないこともあります。疲れやすかったり、貧血気味の人がなりやすいので要注意ですよ。

高温期への移行に時間がかかるタイプ

低温期から高温期への移行は通常は1日です。温度の上がり方が緩やかで、高温期になるまでに何日も要する場合は、体が、一気に体温をあげるパワーを持っていない状態だといえます。

黄体機能が悪くなっている可能性もありますし、全体的に体が冷えている場合も考えられます。

このタイプの場合の排卵は、低温期の終わりごろに行われていると考えるのが通常ですが、排卵困難に陥っている可能性やプロラクチンの値が高くなっている可能性もあります。

高温期になかなか移行できないということは、ストレスや、自律神経の乱れ、血行不良なども影響しているでしょう。

葉酸みどり
基礎体温をつけるときには高温期をしっかりチェックして、自分のグラフに問題はないかどうかを確認してみてくださいね。

黄体機能不全とは?

黄体機能不全とは

黄体機能不全とは、排卵後、卵巣にできた「黄体」から出る「黄体ホルモン」の機能が悪くなっている状態のことです。

黄体ホルモンは、基礎体温をあげたり、子宮内膜を厚くするなど、妊娠しやすい体づくりをする妊娠するためには必要不可欠なホルモンです。うまく分泌できないということはそれだけ妊娠しにくいということになります。

黄体機能不全になると

  • 高温期が短い(9日以内)
  • 高温期と低温期の温度差が少ない
  • 月経周期が短い
  • 高温期によく起こる、生理前の症状(胸が張る、体が熱いなど)がなくなる
  • 生理痛が軽くなる

などの症状が見られます。基礎体温を付けて気になったり、月経周期や生理前の症状、生理痛などに変化があった場合は黄体機能不全の可能性があります。

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高温期が短い方の体質改善方法

高温期はストレスや体調不良などで短くなることもあります。自律神経が乱れると、ホルモンバランスも乱れますから、お手本通りの基礎体温表にならなくても珍しいことはありません。ですから、高温期が短いなと思っても、2か月は様子を見るようにしましょう。

もしも2か月以上続くようなら、「黄体機能不全」の可能性を疑って、病院で診察を受けましょう。「黄体機能不全」は病院で治療を受けることができるので、改善することで不妊解消に近づけるでしょう。

体が冷えているとどうしても高温期を保つことが難しくなってしまうので、体を温めて冷えを解消したり、睡眠を改善したりすると、改善できるかもしれません。病院を受診する前に、家でできることも試してみましょう。

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