35歳~40代の高齢妊娠での妊娠確率|妊娠率を高めるためには?

高齢妊娠 確率

35歳を過ぎてからの高齢妊娠になると妊娠確率が下がるという話を聞いたことがあると思います。具体的にどのくらい低くなるのかというと、25歳未満の女性の妊娠確率が43.0%に対し、35~39歳が14.5%、40歳以上になると5%まで低下するという結果が出ています。(※はらメディカルクリニック調べ)

たしかに高齢出産になると卵子の老化によって不妊症や流産、帝王切開のリスクが高くなりますが、妊娠できないわけではありません。高齢妊娠・出産を考えているのであれば早い段階での不妊治療を視野に入れることです。

高齢妊娠を希望している方の妊娠率を高めるためにできることをこちらでは紹介していきます。

高齢妊娠の妊娠率を上げるためにできる4つのこと

妊娠率が下がりがちな高齢妊娠。赤ちゃんを授かるためにできる4つのことを紹介していきます。

①まずは夫婦で検査を行いましょう

高齢妊娠 夫婦

高齢妊娠の妊娠率を上げるためには、まず夫婦で不妊検査を行いましょう。一般的には妊活を始めてから1年以上赤ちゃんを授からない場合、不妊症を疑って不妊検査を行います。しかし、35歳~40歳以上の高齢妊娠を考えているなら一番最初に不妊検査を行うのが良いでしょう。

高齢は不妊の大きな原因になります。すでに高齢と言われる年齢になっている場合は、早い段階で自然妊娠で頑張っていくか、不妊治療を積極的に受けるかを決めるべきだからです。

不妊検査は初診1.5~2万程度で調べられますので、不妊の原因が認められなければ、自然妊娠することも可能です。もし不妊の原因が見つかった場合は、再診でさらに詳しい検査をして、すぐに不妊治療に移ることができます。

不妊検査には多少のお金はかかりますが、最初に受けておくことで半年~1年という時間の無駄を省くことができるのです。高齢妊娠は時間との勝負でもあるので、最短で妊娠できる方法を選びましょう。

②生活習慣の見直しで卵子の質を上げる

卵子の質

妊活の基本は規則正しい生活や食事、運動です。妊娠しやすい体づくりをするためには、卵子の質を上げることが大切です。卵子は老化することによって、年々質が下がってしまいます。高齢妊娠を希望している人は卵子の質を下げないための工夫が必要です。

卵子の老化を防ぐには次のようなことを意識して生活してください。

 

  • 体をあたためる…体温が上がれば排卵もスムーズになり、卵子の老化を遅らせる。
  • 筋肉つける…筋肉増加によって血流が改善。体の熱生産が高まり、卵子の質が上がります。
  • 睡眠…十分な睡眠はホルモンバランスを整えて卵子の老化を防ぎます。
  • 食事…抗酸化、抗糖化、抗炎症の3つの“抗”を意識する

 

 

③妊活サプリで体の土台作り

40代 妊活サプリ

赤ちゃんを授かるための体作りとして食事や生活習慣の改善、適度な運動は行うのはもちろんですが、葉酸を含む妊活サプリを利用するのも効果的な手段です。

高齢妊娠は妊娠率が低下するということ以外にも、流産やダウン症、染色体異常のリスクが高くなるという特徴があります。葉酸は神経管閉鎖障害のリスク軽減以外にも、厚生労働省(子ども家庭総合研究事業)と名古屋市立大学大学院医学研究科の分担研究報告書によると流産やダウン症、染色体異常のリスクを軽減する働きがあることも確認されています。

高齢になるほどそれらのリスクは高くなるので葉酸サプリは必須と言えます。

葉酸サプリ

リスク軽減だけなら葉酸サプリでもいいのですが、早く妊娠したい30代、40代の方は葉酸にプラスして妊娠に効果的な成分が含まれる妊活サプリの方が良いといえます。

高齢妊活の場合は、卵子の質を高めてくれる抗酸化・血流改善効果のあるビタミンEが豊富なものやマカ、ザクロ。男性の場合は精子の質や量を増やすためには亜鉛が効果的です。不妊治療にステップアップする前に妊娠しやすい体を作っていきましょう。

④セックスを楽しむ

妊活 セックス

高齢妊娠を希望している人にとって、なかなか赤ちゃんを授かれず、ただ時間だけが過ぎていくことが焦りやプレッシャーとなり、ストレスになります。とにかく早く妊娠したいという気持ちから、セックスが義務的なものになってしまうことも少なくありません。

でも、妊娠するためだけの義務セックスは逆に妊娠力を下げてしまいます。セックスをするときにはその時間を二人で楽しんで、リラックスした気持ちで行いましょう。

体外受精、顕微授精などの不妊治療について話し合っておく

不妊治療

不妊の原因がないのにもかかわらず、1~2年近く妊娠できない場合は人工授精や体外受精、顕微授精などの不妊治療にステップアップすることも視野にいれておきましょう。

自然妊娠したいという気持ちはすべての夫婦に共通する願いだと思います。でも、高齢妊娠にとって、時間を無駄にすることは妊娠中や出産時のリスクを高めることにつながります。タイミング法で一年以上授からないという場合は、できるだけ早くステップアップしましょう。

回数・期限を決めておくことが大事

体外受精

体外受精や顕微授精を行うときには夫婦でチャレンジする回数を決めておくことが大切です。タイミング法と違って、金銭的な負担も大きいので、トライできる回数が家庭によって違うというのも現状です。

また、精神的にも負担がかかるので夫婦ともに疲れ切ってしまったり、あなただけが一生懸命で、旦那さんの熱が冷めていってしまうという最悪のケースも考えられます。

治療で赤ちゃんを授かる割合は32歳までは20%、36歳から低下し、39歳では10%、40歳で8%、44歳では1%となっています。当然のことながら、高齢になればなるほど、不妊治療の効果も減ってしまうというわけです。

不妊治療の平均的な妊娠率としては、治療を始めてから2年間で78%の治療が終了し、6回で90%以上の妊娠率というデータもあります。そのため6回という回数が一つの目安となっている病院は多いようです。

年齢・金銭的に余裕がある場合は納得いくまで挑戦しても良いかもしれませんが、回数を決めておくことはその後の夫婦の関係を良好に保つためにも必要なことだといえます。6回までは挑戦してみるのか、それ以上も頑張りたいのか、治療を始める前に夫婦で話し合っておきましょう。