卵子の質を上げるためにできる具体的な4つの方法

卵子の質

妊活を始めるとよく目にするのが「卵子の質」。不妊治療中で卵巣年齢検査(AMH検査)、卵胞刺激ホルモン(FSH)の数値が悪く、クロミッド(排卵誘発剤)を使ってるけど胚盤胞にならない…。という経験をされている方もいるかもしれませんね。

AMH検査の結果はあくまで「あとどのくらい排卵が可能か?」というのを調べるもので、卵子の質とは別物です。「卵子の質」という目に見えないものですが、年をとればとるほど卵子の質は低下し、数も減っていくのです。

そんな卵子の質を改善し、妊娠しやすくなるために卵子の質を上げる方法を紹介していきます。

卵子の質を上げるためにできる4つの方法

卵子の質を上げることは、妊娠しやすい体づくりをするのにとても効果的です。卵子の質をアップする4つの方法を紹介します。

体を温める(体を冷やさない)

妊活 冷え

卵子の質を高めるためには体を温めることが大切です。体が冷えてしまうと、体の様々な機能は正常に働けなくなってしまいます。当然卵子を育てたり排卵を起こす機能も低下しますから、卵子の質は悪くなってしまいます。

卵子の細胞の中にはミトコンドリアがたくさん含まれています。ミトコンドリアは温めることで活発になりますから、体温が上がれば、卵子の質を上げることができるのです。

体を温めることは卵子の質を高めるだけでなく、正常な排卵も促します。衣類や食べ物、飲み物などを調節したり、適度な運動、湯船につかるなどして、できるだけ体温を高くできるように心がけるだけでなく、体を冷やさないようにすることも大切です。

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運動をする(筋力アップ&酸素を取り込む)

妊活 運動

卵子の細胞に多く含まれるミトコンドリアは運動をすることで元気にすることができます。酸素はミトコンドリアの栄養になるので、有酸素運動がおすすめです。軽いジョギングやウォーキングなどを生活に取り入れられると良いですね。深呼吸するだけでも体に酸素が取り込まれるのでミトコンドリアは活性化されます。

また、運動を習慣化させることによって、もっとエネルギーが必要だと細胞に認識させることができます。エネルギーを生み出そうとしてミトコンドリアを活溌になるので、卵子の質を高めることにもつながります。

運動によって筋力をアップすることができたら、体の血流は良くなりますから、細胞にも栄養がいきわたります。卵子が作られる卵巣の血流もアップできるでしょう。運動不足は体の機能を低下させますから、卵子の質を上げるためにも適度な運動を継続して行い、筋力をアップさせていきましょう。

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睡眠をしっかりとる

妊活 睡眠

十分な睡眠をとることは卵子の質を高めるのに効果的です。睡眠不足の状態では、自律神経が正常に働かなくなります。そうすると、体の各機能は低下して、卵巣の機能も下がり、元気な卵子を育てられなくなってしまいます。

また、しっかりと睡眠をとって脳と体を休めることは、ストレス緩和にもなります。ストレスはミトコンドリアの老化を進めてしまう活性酸素を生みますから、卵子の質も悪くなっていきます。

22時~2時のゴールデンタイムに寝ると、ホルモンバランスの分泌に良いといわれていますが、眠る時間帯はそこまで重要ではありません。それよりも体と脳が休めるような質の高い睡眠をとることが大切です。

就寝時にはリラックスして、十分な睡眠時間を確保できるようにしましょう。

卵子に良い食事をする

卵子の質 食べ物

卵子の質をアップさせてくれる食べ物を意識して摂るのも効果的です。

卵子に多く含まれるミトコンドリアは、カリウムで元気になります。カリウムを多く含む食べ物はアボカド、納豆、ホウレン草などです。また、卵子の老化を進めてしまう活性酵素を除去してくれる食べ物を摂るのも良いでしょう。ルイボスやザクロ、ビタミン類、水素水がおすすめです。

ビタミンC・E・コエンザイムQ10などの抗酸化作用があるものや、血流改善効果のあるものも積極的に摂るのもいいですね。食事の時に卵子に良いものを摂れるようにちょっと意識するだけで、卵子の質をアップさせる効果が期待できるのです。

卵子を元気にするミトコンドリアとは?

ミトコンドリア

ミトコンドリアは、人間の健康に深くかかわる細胞の一部で、生きるためのエネルギーを作り出す働きがあります。卵子の成熟、受精、分割、着床すべてに関わっている細胞で、妊娠するためには欠かせません。卵子の老化はミトコンドリアの老化が原因の一つだといわれています

ミトコンドリアは老化の原因である活性酸素のダメージを受けやすく、ミトコンドリアの働きが悪くなると卵子の質は低下します。つまり、ミトコンドリアを活発にすることは、卵子を元気にして妊娠しやすい体を作るための秘訣なのです。妊娠力アップのためにミトコンドリアを元気にしていきましょう。

卵子の老化を早めるNG行動

妊活 ストレス

次のような行動は、卵子の老化早めてしまうので要注意。

  • 睡眠不足・・・自律神経が正常に働かなくなり、卵巣の機能が低下
  • 野菜や果物不足・・・ミトコンドリアの栄養となるカリウムが不足してしまい、卵子の質が低下
  • 運動不足・・・血流不足で生殖機能が低下。エネルギーを作り出すミトコンドリアの働きも低下。
  • ストレス・・・ストレㇲにより活性酸素が増えてしまうため、ミトコンドリアの働きが衰える。

卵子の質に関するQ&A

卵子の質に関してのよくある質問に答えていきたいと思います。

クロミッドを使えば卵子の質は上がりますか?

上がりません。クロミッドは卵巣に働きかけて排卵を促すものです。卵子の質にアプローチしてくれるものではないので、気を付けましょう。

排卵があっても、卵子の質が悪いままでは、上手に着床することが難しいでしょう。排卵しているのになかなか授かれない、という人は、まず卵子の質をアップさせることが必要なのかもしれません。

卵子は老化するので質は上がらないのでは?

卵子の数は年々減り続けますが、卵子の質は上がることができます。ただ、一回の月経で約1000個の卵子が減っていくので、年齢が上がれば上がるほど数が減っていくということは明らかですよね。

年齢を重ねるごとに流産しやすくなったり、染色体異常のリスクも増えます。質の悪い卵子は楕円形やいびつな形になって妊娠しにくいのが特徴です。

卵子の質が低下して、数も減っていけば妊娠しにくいのは明らかですよね。だから、高齢妊娠を考えている方は特に卵子の質が重要になります。質のいい卵子を残すことが出来れば数が減っても妊娠率を上げることが出来るからです。卵子の老化を防ぎ、質のよい卵子を保って妊娠力を低下させないことを意識しましょう。

DHEA(デヒドロエピアンドロステロンがいいと聞いたのですが?

DHEAはもともとヒトの体内に存在するホルモンで、サプリで摂取することによって、性欲をアップさせ、不妊の改善につながるといわれています。気分を明るくする効果や更年期障害の改善にも効果があるので不妊治療を頑張っているのこともサポートしてくれるかもしれません。

でも、過剰摂取による副作用もいくつか指摘されているので使用には十分に注意が必要です。

日本では医薬品扱いなので、医師に処方してもらわなければいけません。海外通販で購入することは可能ですが、日本人の体質に合わせて作られていないのでおすすめできません。必ず医師に相談しましょう。